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笠井 昇; 玉田 正男; 熊倉 稔; 嘉悦 勲
JAERI-M 86-040, 29 Pages, 1986/03
本報告は「セルロ-ス廃資源糖化試験装置」を構成する1つのユニットプロセスである「粉砕装置」についてまとめたものである。この粉砕装置は、もみがら、バガス、木粉などのセルロ-ス廃資源を連続的に小さな粒子に粉砕するためのものである。本装置の特性は、もみがらを使用して異物除去、供給、粉砕、分級、集塵、Nガス供給の効果を調べた。もみがらの粉砕に付いては、粉砕条件を選定する事によリ効率良く250メッシュ以下の微粒子に粉砕できることが分かった。また、電子線により10M rad照射したもみがらは、未照射のものより粉砕条件の影響を受けにくく、高い糖濃度が得られる事がわかった。